ベタープレイスのビジネスモデル

スマートグリッドを考えるとき、多くの場合、電気自動車(EV; Electric Vehicle)は重要な構成要素として、よく登場してきます。

もちろん、スマートグリッドとは関係なく、ガソリンを使わないクリーンな乗り物として、電気自動車単体でも注目を集めており、日本でも新聞に登場する機会が増えてきたように感じます。

その電気自動車の中でも、独特なビジネスモデルを打ち出しているのが、ベタープレイス社です。

・ベタープレイス・ジャパン Better Place Japan
http://japan.betterplace.com/

ただ、そのビジネスモデルが新しすぎるためか、通常の電気自動車との違いがわかりにくいのですが、J-marketing.netでベタープレイスのビジネスモデルを紹介しているケースがあり、これがわかりやすかったので紹介します。

・戦略ケース ベタープレイス・ジャパン 電気自動車普及の旗手となれるか(2009年)
http://www.jmrlsi.co.jp/sc100/case/2009/betterplace.html

このケースでは、環境対応車のトレンドを確認した後、電気自動車普及に向けた課題や国内各社の状況を解説した後、ベタープレイスの構想を紹介しています。

そこでは、ベタープレイスのビジネスモデルを携帯電話のビジネスモデルになぞらえて説明していますが、これがなかなかわかりやすかったです。

ケース中に出てくるバッテリーの交換については、百聞は一見にしかずということで、ぜひ一度動画でその様子を見てください。

興味がある方は、ぜひケースにも目を通してみてください。

ベタープレイスは日本でも積極的にPRを行っているところですが、先日開催されたインプレス主催の「SmartGrid Conference スマートグリッドとITが切り開く未来」でも講演をしていたようです。

その時のメモは、makeEMSの下記のエントリーで確認できます。

スマートグリッド・コンファレンス(2) - makeEMS
http://d.hatena.ne.jp/makeEMS/20090803/p1

見ていただくとわかるように、バッテリー交換の動画も、このエントリーで知りました。

ちなみに、ベタープレイスは自分がいた頃のSAPを思い出すメンバーがそろっていて、ついつい応援したくなる会社です。

藤井さんに代わって、最近積極的に前に出てきている三村さんには、SAP時代、とても面白い機会でお会いしていて、余計に印象に残っているんですよね。