Coopetition
前回書いた「precompetitiveとは」と似たようなところで、Coopetition*1という用語もよく見かける。
これは予想がつくとおりcooperationとcompetitionを合わせた用語だが、Wikitionaryにはこんな解説がある。
A relationship between two companies involving competition in some segments and cooperation in others.
Wikipediaにも項目がある。
これまたスマートグリッドの分野を見ていると出てくる用語だが、電力から通信、ソフトウェア、自動車、電池、再生可能エネルギー関連とあらゆる分野が組み合わさることになるこの分野は、今の段階では、至るところでCoopetitionが見られることになるし、そういう中での戦い方を考えていかなくてはいけない。
文献を調べると、タイトルそのままの『Co-Opetition』という本がある。
- 作者: Adam M. Brandenburger,Barry J. Nalebuff
- 出版社/メーカー: Crown Business
- 発売日: 1997/12/29
- メディア: ペーパーバック
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1997年に出たものだが、2010年12月にもコメントが付いている。ゲーム理論を理解するにも良さそうな本だ。
*1:前回同様、ハイフンが入っているCo-opetitionという綴りもある