パナ電工の省エネ事業

システムだけじゃなくて、サービスもということで。
2019年4月16日 | 日刊工業新聞 電子版

 パナソニック電工は2011年度にもビルや店舗設備の運用を見直して省エネルギー化する「省エネチューニング」の提供を始める。フロアの空調・照明を制御する統合コントローラーを使ったビルエネルギー管理システム(BEMS)を活用する。従来の省エネ設備や計測・制御機器の販売に加えて、診断や調整などサービスを組み合わせて顧客ニーズに応えるソリューション事業を推進する。
 建物の使用状況はテナントや就労状態などにより、設計時の条件とは日々変化している。既存の空調や照明を建物の実際の使い方に合わせて、最適状態に調整することで10―15%のエネルギー消費量抑制を狙う。