経団連「サンライズ・レポート」

昨日(12/6)に発表された。リンク先はトップページで、ここにPDFファイルで公開されている。

一般社団法人 日本経済団体連合会 / Keidanren

具体的な取り組みとしては「未来都市モデルプロジェクト」「資源確保プロジェクト」「人材の育成・活用プロジェクト」の三本柱。

「未来都市モデルプロジェクト」にはキーワードとして環境、医療、農業、教育など。スマートシティもある。「資源確保プロジェクト」はバイオ燃料レアアース・リサイクル。

目 次
1.日昇る国の実現に向けて .......................................... 1
(1)世界経済における日本の地位の低下 .............................. 1
(2)イノベーションによる産業競争力の強化 .......................... 1
(3)豊かで活力ある社会の構築 ...................................... 1
2.「課題解決型イノベーションモデル」の構築 ......................... 3
3.経団連としての取組み ............................................ 4
(1)未来都市モデルプロジェクト .................................... 4
(2)資源確保プロジェクト .......................................... 6
(3)人材の育成・活用プロジェクト .................................. 7
4.おわりに ........................................................ 8
経団連がすすめる具体的プロジェクト .................................. 9
1.未来都市モデルプロジェクト ...................................... 9
(1)公民学連携による国際学術都市・次世代環境都市 ................. 10
(2)家庭・コミュニティ型低炭素都市、予防早期医療創成都市 ......... 14
(3)先進農業・教育推進都市 ....................................... 17
(4)環境未来都市・環境国際戦略総合特区 ........................... 19
(5)サスティナブル・スマートタウン ............................... 23
(6)スマートシティ ............................................... 24
(7)先進医療・地域医療連携と地方観光資源の融合による日本型ツーリ
ズム地域活性化 ................................................ 25
(8)メディカル・セイフティ・タウン ............................... 26
(9)交通先端都市 ................................................. 28
(10)新世代里山グリーンインフラ ................................... 30
(11)バイオマスタウン ............................................. 31
(12)アジアにおける物流先端都市 ................................... 33
(13)グローバル技能・技術教育先進都市 ............................. 35
2.資源確保プロジェクト ........................................... 37
(1)次世代バイオ燃料実用化プロジェクト ............................ 37
(2)レアアース・リサイクルプロジェクト ............................ 39
3.教育・人材開発プロジェクト ..................................... 40
(1)理科離れ対策を中心とする企業の教育支援プロジェクト ............ 40
(2)グローバル人材育成に向けた「グローバル30」採択13 大学との連
携プロジェクト ................................................ 41
(3)日本人学生海外派遣、外国人留学生受入れ推進プロジェクト ........ 42
(4)企業における留学生および高度外国人材の活用促進 ............... 43
(5)インターンシップモデルプロジェクト ............................ 45
(6)人材バンク構想 ................................................ 46
(7)工場跡地活用プロジェクト ..................................... 47

シスコ、ラインサイダー買収でクラウド戦略強化

http://www.computerworld.jp/topics/move/189998.html

 クラウド技術への取り組みを強化している米国Cisco Systemsは11月29日、ネットワーク管理ソフトウェア・ベンダーである米国LineSider Technologiesの買収手続きに入っていることを明らかにした。仮想化環境に適したネットワーク・プロビジョニング技術の取得が狙い。

 LineSiderは2005年に創設され、VMwareやEMC、さらにはCiscoのパートナーとして事業を営んでいる。発表によると、CiscoはLineSiderが有するネットワーク・プロビジョニング・ソフトウェアの技術、および開発者を評価しており、Ciscoが発展途上のクラウド市場を開拓していくうえで役立つだろうと述べている。

 Ciscoのネットワーク管理技術部門上級副社長を務めるジェスパー・アンダーセン(Jesper Andersen)氏は発表の中で、「LineSiderを買収することで、われわれは顧客の(クラウド・コンピューティングへの)移行を支援する重要なコンポーネントを取得できる」と記している。

 「LineSiderの先進的なネットワーク管理ソフトウェアは、物理ネットワーク・サービスおよび仮想ネットワーク・サービスをポリシー・ベース・アプローチに基づいて統合し、ネットワークの変化に対する柔軟性や適応性を向上させてくれる」(アンダーセン氏)

Chrome OS発表か?!

煽りっぽいタイトルですいません。いよいよChrome OSが出るんでしょうか。
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/12/04/031/

Googleが米国時間の12月7日に特別イベントを米サンフランシスコで開催する。報道関係者などに同社が送っている招待状には「Chromeに関するいくつかのエキサイティングなニュースについて説明する予定」と記されている。

開催のタイミングから予想すると「Chrome OS」に関するイベントになる可能性が高い。Chrome OSは、GoogleのサービスとWebアプリを利用するためのブラウザ主体のシンプルなOSだ。Linuxカーネルの上でChromeが動作する。

Google Chrome OS ~最新技術と戦略を完全ガイド~

Google Chrome OS ~最新技術と戦略を完全ガイド~

中国レアアースの現状

ECO Japanに結構情報あるな。
日経BP ESG経営フォーラム

 世界のレアアースの90%以上を供給する中国が今年半ばに輸出制限の強化を公表し、世界を震撼させた。「工業のビタミン」といわれるレアアースを牛耳ることで世界に影響力を示す、したたかな中国。中国のレアアースへの依存度の高い日米のメディアのこのように喧伝する。しかし実は、中国も国内のレアアース問題に手を焼いている。中国政府はレアアース産業の秩序構築に向け、泥沼の"内戦"を開始したところだ。

ちなみにレアメタルの海外情報を調べようと思って検索してもなかなか出てこないと思ったら、海外では"rare metal"よりも"minor metal"と呼ぶ方が一般的らしい。

MMTA - Minor Metals Trade Association

ガートナーの2011年、重要な上位10の戦略的テクノロジ

2011年もトップに挙がっているのはクラウドクラウド2010年版(2009年11月発表)2009年版(2008年10月発表)にも出てきてますね。

Archive

10のテクノロジーはこれ

  1. クラウド・コンピューティング
  2. モバイル・アプリケーションおよびメディア・タブレット
  3. ソーシャル・コミュニケーションおよびコラボレーション
  4. ビデオ
  5. 次世代型分析
  6. ソーシャル分析
  7. コンテキスト・アウェア・コンピューティング
  8. ストレージ・クラス・メモリ
  9. ユビキタス・コンピューティング
  10. ファブリック・ベースのインフラストラクチャおよびコンピュータ

クラウド・コンピューティング
クラウド・コンピューティングは、オープンなパブリック環境から閉じられた (クローズド) プライベート環境までを幅広く網羅しています。今後3年間は、これらパブリックとプライベートの範囲内で幅広いクラウド・サービス・アプローチが提供されるでしょう。ベンダー各社は、自社のパブリック・クラウド・サービス、テクノロジ (ソフトウェアかハードウェア、またはその両方) およびメソドロジ (すなわちサービスを構築し実行するベスト・プラクティス) を、ユーザーが社内に実装可能な形式でパッケージ化したプライベート・クラウド商品の提供を加速させるでしょう。また多くのベンダーは、クラウド・サービスの導入環境を遠隔管理するためのマネジメント・サービスも提供するでしょう。2012年までに、大規模企業では継続的なクラウドソーシングを判断し管理するためのダイナミックなソーシング・チームが確立されるとガートナーはみています。