Smart Grid Newsにスマートグリッドでtwitterを活用するという話が載っていました。
・Smart Grid: Control the Smart Grid with... Twitter?
http://www.smartgridnews.com/artman/publish/News_News/Control_the_Smart_Grid_with_Twitter-1168.html
何のことかと思って見てみると、The University of Mississippiについての記事です。
The University of Mississippiは、スマートグリッドのインフラを提供しているSmartSynch社と共同でスマートメータリングのプロジェクトを行っているようです。
SmartSynch社については、makeEMSの下記のエントリーで紹介されています。
・AMIとDRの主要なプレーヤー - makeEMS
http://d.hatena.ne.jp/makeEMS/20090822/p1
同校では、“Red, Blue and Green”イニシアチブという環境に関する取り組みを行っていて、その一環として既にキャンパス内に16のスマートメーターを据え付け、管理オフィスや図書館などの電力使用を監視しているようです。
で、どこでtwitterが出てくるのかというと、メーターで収集したデータのレポートをRSSの他、Facebookやtwitterなどのソーシャルネットワーキングツールを介してリアルタイムで送信するようです。
Smart Grid Newsの記事の最後に
Quick Take: UM’s initiative is a reminder that IHDs (in-home displays) are not the only way to get information to consumers.
とあるように、メーターで収集した結果を、必ずしもデスクトップ上のツールなどで表示する必要はなく、twitterなどを介して送ることもできるという事例ですね。
“Red, Blue and Green”イニシアチブのサイトでもUniversity Partners with SmartSynch to Lower Campus Power Consumptionとして、この取り組みが紹介されており、その最後に"More details will be released on this website soon."と書かれています。
ぜひ実際のデータを見てみたいですね。