SmartGridCityプロジェクトについて

以前にスマートグリッド勉強会で、ボルダー市のSmartGridCity実証実験の概要をまとめたので、そこで調べたことを何回かに分けてまとめていきます。

今回は、この実証実験に参加しているプレイヤーを整理します。

このSmartGridCityの実証実験は、Xcel Energy社が中心になって行われているプロジェクトです。Xcel Energy社については、スマートグリッド関連とは関係ないページになりますが、日本IBMの下記のページで同社の概要を確認することができます。

IBM - 海外事例:Xcel Energy - Japan
http://www-304.ibm.com/easyaccess/jpgsmedia/contenttemplate/!!/xmlid=100144

ちなみに、この実証実験について調べるにあたって、参考にしたのは、Xcel Energy社のSmartGridCityに関する特設ページです。

この中に資料をダウンロードできるページがあり、基本的にはそこの資料を元に調べました。

このプロジェクトに参画している主な企業をまとめたものとして、経産省産業構造審議会環境部会環境と産業小委員会の資料として公開されている「環境・エネルギー分野における有望技術を用いたまちづくりの海外先進事例」(PDFファイル)にまとまっています。

SmartGridCityMember
(クリックして拡大)

ここに載っている以外の企業としては、Landis+Gyr社がスマートメーターを提供しているようです。

ちなみに、Landis+Gyr社はオーストラリア・ビクトリア州のプロジェクトやデンマークでのプロジェクトにもスマートメーターを提供していると言われています(Landis+Gyr社については、後日、詳しく調べてみます)。

他には、ソーラーパネルの設置を行った企業としてNamaste Solar Electric社という企業が紹介されていました。

同社はコロラド州政府在日代表事務所内にあるニューエネルギー・エコノミーの成果という記事の中で「ボルダーに拠点を置く、ユニークな新興企業です」と紹介されています。